官民連携の地域づくり

No.68 2017.8.17 「建設業研究部会等について・地方創生群馬県視察」

一般社団法人 国土政策研究会

事務局だより No.68

 

「建設業研究部会等について・地方創生群馬県視察

2017.8.17

http://www.kokuseiken.or.jp/jimukyokudayori.html

 

 お盆休みも明けて今年もあと4か月余りとなりました。会員各位におかれましては恙なくお過ごしのこととお慶び申し上げます。

 遅くなりましたが、最近の動きをご報告いたします。

 

建設業研究部会等に関する脇会長ご意見

 8月9日、千代田区九段南にある脇雅史政策研究会を訪ねて、当研究会で進行中の主な研究部会に関するご意見を伺いました。その概要です。

 先ず建設業研究部会ですが、日建連等と競合しては意味がない。安ければ良いという風潮があるが、経済を支え、災害時に必要となる建設業を支える公共事業の本質を考える必要がある。一般の製造業は売り手と買い手があるが、公共事業は買い手である公共側が設計も積算もして発注している。一般の製造業とは全く違う。従って自由競争でうまくいかなければ何かの方策を考えなければならない。国政研として個別の課題を議論するのはこれらの本質論の後にしてはどうか。

 地方創生については、セルロースナノファイバーを研究してほしい。ひょっとして地方創生の起爆剤になるかもしれない。(詳細は次頁参照)

 トラック実運送は運輸当局よりも建設当局の方が我がこととして考えているように感じる。

 水力発電は河川管理者が直接やる問題ではないが、竹村公太郎氏と協力して良い方向に向けてやってもらいたい。

 以上でした。

【地方創生研究部会群馬県視察】

 8月4、5日、部会員である松本恭治先生の御案内で、部会長の司波寛氏と小浪専務理事で群馬県の上野村と川場村を視察してきた。両村とも詳しいデータは得られなかったが、総人口は減っているものの、社会増減では増加しているものと思われ、特に若年層の流入が増加しているようだ。

 その理由として、人口およそ1200人の上野村は延長3.3kmの下仁田町から関越道へと結ぶ湯ノ沢トンネルが2009年に開通し、飛躍的に交通の便が改善され、御巣鷹山への日航機の墜落で知名度が上がったこと、揚水発電ダムの建設により固定資産税が入ったことに加えて、約40名の役場職員と福祉関係等の非常勤職員が、自分の所掌事務を越えて、とても熱心に働き、林業振興、観光開発、シイタケ・味噌・イノブタ等の特産品の生産に邁進していることではないかと思われる。私たちを案内して下さったのも保健師さんでした。

 人口およそ3900人の川場村は30年以上前に東京の世田谷区と縁組協定を結び、沼田インターから尾瀬に抜ける立地条件を活かして大規模道の駅を作るべく、株式会社田園プラザ川場が1993年に発足、1996年には道の駅の指定も受けてホテルも含む施設整備を行ってきた。面積は10ha程度、約1000台の駐車スペースを持ち、関東一園から年間約120万人の来訪客を受け入れている。ファーマーズマーケット、ビール、そば、ピザ、ミート、カフェ、ブルーベリー公園など何でもあり、村内全体では商業・サービス業で数百人の雇用を生み出している。その他、川場スキー場、国民学校を活かした歴史資料館など、本当に一日中遊べる観光地になっている。

 

【お知らせ】

 次回の地方創生研究部会は8月31日(木)午後3時、建設業研究部会は9月6日(水)午後3時に、両方とも国政研事務所にて開催します。参加希望者はお知らせください。

 

国土政策研究会事務局

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